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学生から大人気!面白いインターンシップ事例

学生から大人気!面白いインターンシップ事例

【事例①】母集団形成に特化した面白いインターンシップ

~中古車中古車販売会社A社による「富士山麓での3泊4日野外型プログラム」~

知力・体力を兼ね備えた優秀人材を求める企業が開催したプログラム

「IGNITION」と名付けられたインターンシップは、8人ずつの3チームに分かれ、数多くのミッションに挑戦する野外研修型のインターンシップです。
インターンシップでは、夕食の食材争奪戦や、トレジャーハンティング、ボートレースなど、多種多様なミッションに挑戦し、チームワークやリーダーシップの重要性を伝えます。

事業拡大戦略を背景に、知力・体力・精神力を持つ人材の確保が課題であったA社では、単なる課題解決型のインターンシップでは推し量れない、体力や精神力を見極めることで,求める人材の発見と囲い込みを行っています。

積極的な告知活動、求める人材に適した採用媒体の選定により母集団形成に成功

A社では、

  • インターンシップ専用サイトの立ち上げ:インターンシップの様子や、参加者の声を動画や画像で掲載
  • インターンシップの説明会を全国で実施(計14回)

など、積極的な告知活動を行うことで、母集団形成に成功しました。

また、自社の求める人材に合わせ、採用媒体を大手ナビからダイレクトリクルーティング型に変更し、より質の高い学生へのアプローチに注力しています。
その結果、内定は266名、入社は62名を獲得し、質の高い学生を獲得できたことで、早期離職率の低下要因の1つとなりました。

【事例②】母集団形成に特化した面白いインターンシップ

~中小零細WEB会社B社による「“肝試し”インターンシップ」~

採用経費を掛けずに企業認知度を高めるために開催したインターンシップ

従業員20名程度の地方零細企業であるB社では、「いかに採用経費を掛けずに企業認知度を高めるか」を目的として、ユニークで面白いインターンシップを開催しました。

深夜の自社オフィスを舞台にした肝試しインターンシップでは、恐怖心や予想外のハプニングに耐えながら、一晩を使って企画を立案します。
B社では、母集団形成に特化し、インターンシップのプログラムをユニークにすることで、 学生との接点を設け、インターンシップを通じて事業内容と仕事のやりがいを伝えています。

採用コストの削減と、他社とのバッティング防止を通じて母集団形成に成功

B社では、開催時間を夜9時~朝9時にすることで、

学生視点では、<学業やアルバイト終わりに気軽に参加できる>
企業視点では、<他社とのバッティングを防ぐことができる>
というメリットを作っています。

その結果、地方の零細企業に全国から数十名の応募があり、またSNSでも話題になるなど、成功を収めたインターンシップとなりました。

事例③優秀な学生を“一本釣り”できる面白いインターンシップ

~不動産会社C社による「社長との富士山登山を行う」インターンシップ~

社長が直接学生を口説き落とすことで、優秀人材の確保に成功

地方で不動産業を運営するC社では、社長(現会長)と共に富士山登山を行い、社長とのコミュニケーションを通じて働くことや経営を学ぶインターンシップを開催しています。

登山の道中では、社長から直々にビジネスの基本スタンスや儲け方について学ぶことができ、C社が求めるベンチャー志向の高い優秀な人材を直接口説き落とすことで、“一本釣り”を図っています。
また、下山後には温泉や食事を楽しむことができ、学生の満足度をより高めています。

インターンシップサイトや県が運営するインターンシップシステムを導入し、母集団を形成

インターンシップの集客施策として、インターンシップの専用サイトを立ち上げることはもちろん、社長からのメッセージ動画の作成や、県が運営するインターンシップシステムを活用することで、母集団形成に役立てています。

大手ナビサイトにはないサービスもありますので、本社を置く都道府県に同様のサービスがある場合は、検討してみてはいかがでしょうか。

〔インターンシップシステムとは?〕

県の経営者協会が推進する全国の大学生と企業との交流を目的としたインターンシップサイト。大手ナビと異なるのは、以下の2つ

  • 各大学のキャリアセンターによる大学登録が必要
  • キャリアセンターの担当員が学生の参加状況を管理できる

成功事例から見る、インターンシップ成功の秘訣

先述した、ユニークで面白いインターンシップの成功事例を見ると、3つの共通項があります。

  • インターンシップのコンセプト(開催目的)が明確である
  • 学生にとってインターンシップに参加するメリットがある
  • 自社の強みやビジョン等、学生に伝えたいことがプログラムに盛り込まれている

また、採用サイトやSNSでの告知、ナビ媒体以外の手法を用いた広報など、様々な手段を用いて自社やインターンシップを認知させることで、母集団形成や求める人材の採用を実現しています。

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この記事の監修・筆者

大園 羅文
大園 羅文(株)新経営サービス コンサルタント
「採用・定着コンサルタント」として、中堅・中小企業を対象とした人材採用支援(新卒・中途)、若手人材の定着・即戦力化支援、人事制度の構築・運用支援に従事。 特に、『採用・定着力の強化』を得意テーマとしており、中小企業独自の問題に対する支援を通じて、“若手社員が辞めない・成長する組織づくり”をテーマに掲げている。
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