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内定ブルー防止へ!内定式でやること

内定ブルー防止へ!内定式でやること

内定式とは?内定式の実施メリット

入社前の不安解消やモチベーションアップに繋がる

内定者にとっては、面接以来の社長や役員、先輩社員との交流機会となるため、入社前の不安解消やモチベーションアップが期待できます。

内定者同士の連帯感を生み出す

内定式や内定者研修を通じて、同期となる内定者同士が交流できることから、連帯感を生みだせることもメリットです。
また、採用担当者は、内定者一人一人のコミュニケーションを観察することで、配属先を決める際の参考にもなるでしょう。あるいは、内定式の場で内定者本人に配属先の希望を聞いてみることで、入社後のモチベーションや働きがい向上につなげることもできます。

なぜ内定者フォローが重要なのか?

そもそも、なぜ内定者フォローが重要なのでしょうか?
それは、近年内定辞退をする学生が増加しており、時間やお金をかけて採用した学生を繋ぎ止めておくことが重要となったためです。

㈱リクルートが22卒を対象に調査したデータでは、内定辞退率は52.8%と、約半分に届く勢いで内定辞退が増えています。内定をもらってから入社日まで放置してしまうと、内定者からすれば「自分は内定先にあまり歓迎されていないのではないか?」といった不安を持ってしまいます(※1)。

実際、㈱ディスコの調査によると、半数以上の学生は内定者フォローを希望しており、またその頻度としては月1回以上のフォローを希望する学生が多いようです(※2)。

(※1)引用:㈱リクルート「就職プロセス調査」(2022年6月発行)https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20220623_hr_01.pdf

(※2)引用:㈱ディスコ「 キャリタス就活 2022学生モニター調査結果」(2021年10月発行)https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/202110_gakuseichosa_kakuho.pdf

そのため、内定式や内定者研修等を通じた内定者フォローが新卒採用において重要と言えます。

基本的な内定式の内容

①内定通知書の授与

多くの企業が実施しているのが「内定通知書の授与式」です。内定式の本来の目的でもあるため、内定通知書の授与は必須と言えます。
また、内定者側も、内定式の場で内定通知書をもらうことで、入社意識が高まります。

②経営者・人事責任者からの挨拶・激励の言葉

採用側である経営者や人事責任者からの挨拶や激励の言葉も必須と言えます。
「どういう意図があって今回のメンバーを採用したのか」「入社後、何を期待しているのか」などを伝えることで、内定者も周囲から期待をされて採用されたことや、自分に求められていることを正しく理解することができます。

③内定者懇親会

同期同士や上司・先輩社員との交流機会も設定すると、内定者にとっても有意義な時間になります。

④今後のスケジュールおよび提出書類等の事務連絡

学生が今後の流れを把握できるよう、入社までのスケジュールを伝えることも重要です。
また、成績証明書や卒業見込み証明書、健康診断書といった提出書類とその納期についても、前もって伝えておくと良いでしょう

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この記事の監修・筆者

大園 羅文
大園 羅文(株)新経営サービス コンサルタント
「採用・定着コンサルタント」として、中堅・中小企業を対象とした人材採用支援(新卒・中途)、若手人材の定着・即戦力化支援、人事制度の構築・運用支援に従事。 特に、『採用・定着力の強化』を得意テーマとしており、中小企業独自の問題に対する支援を通じて、“若手社員が辞めない・成長する組織づくり”をテーマに掲げている。
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