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なぜ、オンラインインターンシップが「コロナ禍における最重要施策」なのか?

なぜ、オンラインインターンシップが「コロナ禍における最重要施策」なのか?

なぜ、中小企業はインターンシップの取り組むべきなのか?

オンラインインターンシップの必要性について解説する前に、「そもそもインターンシップは取り入れるべきなのか?」という点について確認いただきます。
中小企業がインターンシップに取り組むべき理由として、以下の3つが挙げられます。

【インターンシップのメリット】

  1. 早期に有効な母集団を形成できる
  2. 自社への就職志望度を高めることができる
  3. 学生はインターンシップ参加先から、自身の就職先を選定している

メリット①:早期の有効な母集団を形成できる

8割以上の学生が、満足度の高いインターンシップ参加先へ本エントリーを行っている(※1)。

(※1)引用:㈱ディスコ「キャリタス就活 2023学生モニター調査結果」(2022年4月発行)https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/04/internshipchosa_202204.pdf

メリット②:自社への就職志望度を高めることができる

学生が「この会社で働きたい!」と思うタイミングは、面接とインターンシップ(※2)。

(※2)引用:㈱ディスコ「キャリタス就活 2021学生モニター調査結果」(2020年7月発行)https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/202007_gakuseichosa_k.pdf

学生の認知度が低い企業・業界であっても、インターンシップを通じて、就職志望度を高めることが可能(※3)!

(※3)引用:㈱ディスコ「キャリタス就活 2023学生モニター調査結果」(2023年4月発行)https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/04/internshipchosa_202204.pdf

メリット③:学生はインターンシップ参加先から、自身の就職先を選定している

殆どの学生がインターンシップに参加しており、またインターンシップに参加した学生の85%が「就職したいと思う企業があった」と回答している

(※3)引用:㈱ディスコ「キャリタス就活 2023学生モニター調査結果」(2022年2月発行)https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/02/202202_gakuseichosa_kakuho.pdf

採用のオンライン化のメリットとは?

次に「採用のオンライン化」におけるメリットについて確認いただきます。

一言でメリットを述べるとすれば、「母集団形成力の強化に繋がる」ということです。具体的には、以下のようなメリットが挙げられます。

  • 全国の学生にアプローチできる
  • 参加に対するハードルを下げることができ、母集団形成に繋がりやすい
  • テレワーク中でも採用活動ができる
  • 社員からの協力を得やすい(社外からの参加など)
  • 採用業務の負担を軽減できる(会場手配、移動など)

なぜ、オンラインインターンシップに取り組む必要があるのか?

インターンシップと採用のオンライン化のメリットについて、それぞれ述べましたが、オンラインインターンシップは、双方のメリットを享受することができるため、「募集をかけても学生からの応募がない」「コロナ禍でも継続して採用活動を実施したい」という中小企業の採用活動における悩みを解消する施策と言えます。

では、なぜ「今」取り組むべきなのでしょうか?その理由は、主に2つあります。

①一定の経験・ノウハウが必要であるため

  • リアルとは違い、オンラインでは運営面や学生とのコミュニケーションが煩雑になるため、企業側がオンラインでの実施に慣れておく必要があります。
  • また、通信環境等のトラブルをはじめ、オンライン独自のトラブルも多数発生することが予想されるため、トラブル時の対応や処理に関するノウハウが必要です。
  • 今後、オンラインでの実施が「必須」となる前に、上記の経験・ノウハウを蓄えておくことで、より訴求力の高いコンテンツを設計し、他社との差別化を図ることが重要です。

②オンライン用のコンテンツが必要なため

  • 例えば工場見学等のイベントをオンラインで実施することは不可能であるため、既存のコンテンツのうち、オンラインで実施できるコンテンツを選定する必要があります。
  • 同時に、リアルとオンラインでの違いを踏まえて、既存のコンテンツはオンライン用にブラッシュアップする必要があります。
  • 上記については、いきなり完成を目指すのではなく、内定者への研修で活用する、または採用PJメンバー同士でシミュレーションするなど、インターンシップの試運転と検証を繰り返した上で導入することが重要です。

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この記事の監修・筆者

大園 羅文
大園 羅文(株)新経営サービス コンサルタント
「採用・定着コンサルタント」として、中堅・中小企業を対象とした人材採用支援(新卒・中途)、若手人材の定着・即戦力化支援、人事制度の構築・運用支援に従事。 特に、『採用・定着力の強化』を得意テーマとしており、中小企業独自の問題に対する支援を通じて、“若手社員が辞めない・成長する組織づくり”をテーマに掲げている。
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